「監理団体」と「登録支援機関」

外国人を支援する団体について主に「監理団体」と「登録支援機関」がありますが
これから外国人を採用する企業の担当者様にとってはどちらに依頼したらいいか、
またどのような事をしてくれるのか、疑問があると思います。二つの説明と鹿児島県内
の「監理団体」と「登録支援機関」を下記に掲載しましたので採用する際はご参考ください。


「監理団体」

監理団体とは外国人を技能実習生として受け入れる企業と実習生に対し支援や監査を行う
団体の事です。
実習生が日本の企業で安心して働けるようにサポートしたり、企業での実習が適切に
行われているかチェックします。
監理団体には「企業単独型」と「団体監理型」があります。「企業単独型」は実習生を
受け入れる企業が海外の現地法人や取引先の職員に対し技能実習を行い、「団体監理型」
では監理団体が実習生を募集して受け入れを希望する企業で技能実習を実施する方法です。
「企業単独型」なら全てを自社でまかない、「団体監理型」では実習生が監理団体の支援を
受けながら企業で働くことができます。
また監理団体には「特定監理団体」と「一般監理団体」があります。「特定監理団体」では
「技能実習1号」と「技能実習2号」の受入れが可能で「一般監理団体」では「技能実習1号」
と「技能実習2号」に加え「技能実習3号」の受入れも可能となっています。
「技能実習1号」が入国後1年目、「技能実習2号」が入国後2~3年目、「技能実習3号」が
4~5年目になり、また「一般監理団体」の方が「特定監理団体」より外国人技能実習生を
受入れられる人数も多くなります。

鹿児島県 監理団体一覧(一般監理事業)令和7年8月13日現在  入国管理庁ホームページより
鹿児島県 監理団体一覧(特定監理事業)令和7年8月13日現在  入国管理庁ホームページより

「登録支援機関」

登録支援機関とは外国人を特定技能外国人として受け入れる企業の代わりに様々な支援を行う
機関のことです。登録支援機関は以前の投稿(特定技能の登録支援2025年6月27日)にある
ように受け入れ企業からの委託により「特定技能1号」外国人に10項目(義務的支援)の支援を
行います。この支援は受け入れ企業が登録支援機関に委託をしないで独自で実施することもでき
ますが、企業はそのために時間をさいて、入国から就労、帰国までの多岐にわたる支援を実施
することになります。 また支援の中には、専門的な内容も含まれることから受け入れ企業が全てを
行うことは難しい場合があります。

鹿児島県 登録支援機関一覧 令和7年8月現在 入国管理庁ホームページより

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